スパイスから作るカレーの作り方 スリランカ風サバカレー
スパイスから作るカレーは大変そうに見えますが、実際は煮込む時間も少なくカレールーを使ったカレーよりも早く出来上がるので我が家ではもう何年もカレーはスパイスから作っています。
今回はココナツミルクと酸味を効かせ、モルディブフィッシュというカビ付けをしていないカツオ節のような食材を使ってカレーを作ります。
メインの具はサバです。
サバ缶で作ります。
買い出しに行くのがめんどくさく、
家にあるものでなにか作れないかと棚をあさっていたら
サバ缶が見つかったのでサバカレーです。
スリランカにサバカレーがあるかどうかはわかりません。
わかりませんがモルディブフィッシュ使ってココナツミルク使って酸味を効かせるので
スリランカ風は名乗ってもいいような気がします。
生臭さはなく、モルディブフィッシュのおかげか旨みのしっかりした味に仕上がります。ココナツミルクが効いているので異国情緒にあふれていますが、旨みのおかげでどこかなじみやすい味わいです。
スリランカ風サバカレー
作り方はこちらから。
玉ねぎをあら微塵に刻んでおきます。
フライパンに油とスタータースパイスを入れて香りを引き出します。
スパイスが焦げないように注意します。
今回はクミン、グリーンカルダモン、コリアンダー、マスタードシードを使いました。
スパイスがふっくらとしてきてクミンから泡が出てきて、マスタードシードがぱちぱちはじけ終わったら玉ねぎを入れます。
シナモンも入れます。
強火で炒めます。油は多めがコツです。
玉ねぎが透き通ってきて端が茶色く焦げ付くくらいまで炒めます。
飴いろ玉ねぎにはしなくてもよいです。
してもよいです。
めんどくさいので今回はしていません。
モルディブフィッシュです。
モルディブフィッシュを入れて炒めます。
炒めます。
トマト缶を半分入れます。
ここでパウダースパイスを入れます。
今回はスパイスをミルにかけるのがめんどくさかったのでカレー粉を使います。要はガラムマサラです。SBのカレー粉はコリアンダー、クミン、フェヌグリークが効いているのでミルを使うのがめんどくさい時に重宝します。
一味も入れて辛さを調節します。塩で味を調えます。
トマトの水分が煮詰まるまで炒めます。
このトマトと玉ねぎとスパイスのペーストがすべてのカレーの素になります。
ここに鶏肉などの具材を入れて水を足して煮込んでもよし、ヨーグルトを入れてもよし、ココナツミルクを入れてもよし。
小麦粉を足してドロッとさせブイヨンなどのスープで伸ばせば欧風カレーになります。
玉ねぎトマトスパイスのカレーの素に小麦粉を足しルーを作り旨みたっぷりのスープで伸ばすのが日本のカレーといったイメージです。
今回はサバ缶を入れます。
サバ缶をどーん
水少々を入れて煮ます。
仕上げにココナツミルクを入れます。
味を見て薄い場合やスパイス感が弱く感じる場合は塩を入れれば解決することが多いです。塩で味を調えます。
ほんとはタマリンドで酸味を出したいのですがさすがに持ってないのでお酢で酸味を足します。
サバカレーの完成です。
今回のレシピは少しだけ複雑ですが、基本のカレーは数種類のスパイスと玉ねぎとトマトと好みの具さえあれば作れます。
近々基本のカレーの記事を書こうと思います。