高田馬場「米とサーカス」で食べたことのない食材をいろいろと食べてみた話
最近食欲がすごいです。
食欲といっても
「おなかがすいたからいっぱい食べたい!」
のほうではなくて
「食べたことのない食材があったら食べてみたい!」
「できることなら自分でも調理してみたい!」
のほうの食欲です。
そんな食欲が抑えきれない日々ですが、
なんと高田馬場に食欲を満たしてくれるお店があると言うではないですか。
これは行くしかないと思い、高校時代の友人たちと妻と4人で行ってきました。
米とサーカス
はい、すごくインパクトのあるお店ですね。
入口にはこんな看板がありました。
「獣出没注意」
はたして何が食べられるのか、
期待が高まります。
シルエットは鹿、ワニ、ラクダ、イノシシでしょうか。
ラクダねぇ…
どんな味なのか。
近くにはこんな看板もありました。
やはり獣出没注意。
そしてこちらは熊のシルエット。
…熊か
それでは店内に入ります。
まずはビールで乾杯。
お通しは切干大根で普通です。
それではメニューを見てみましょう。
…いたよ、ラクダ。
壁にもメニューが貼ってあります。
…いたよ、ヒグマ。
それではいざ食べていきます。
昆虫系のメニューもあり、人によっては見るのがきついかもしれないのでこの先は
「閲覧注意」でお願いします。
まずはウサギの塩麹揚げ。
肉質はもっちりしており、変わった風味などもなく。
美味しい。
ワニ舌のスモーク。
味の濃い鶏肉のような感じでした。マスタードがよく合います。
お酒が進む。
きました。
サソリ。
見ためのインパクトはすごいですが、味は美味しい。
足やハサミはカリっと、胴体は生臭くないさんまのワタのようなほろ苦さ。
価格さえ安く流通してくれれば十分つまみの選択肢に入るなという感じでした。
つづいても見た目のインパクトが大きい。
オオグソクムシの丸揚げです。
水族館で有名なダイオウグソクムシの小さいやつですね。
味も食感も味の濃いエビでした。
殻も固いですが食べられないこともなく。
この辺もエビそっくりです。
ヒグマの塩焼きです。
熊って臭いんじゃないかと思っていたのですが、そんなことはなく。
味の濃いお肉でした。ちょっと卵黄のようなコクもあり、美味しいお肉です。
また食べたい。
トドのルイベ。
これはちょっと臭みというか独特の内臓臭さのようなものがありました。
加熱しすぎたレバーのような苦味というか風味。
今回一番癖のある食材でした。
ヤギ刺し。
逆に今回一番癖のない食材でした。
ヤギってもっと臭いイメージがあったのでこれにはびっくり。
なまずのから揚げ。
ふんわりした柔らかい白身魚。
これまた美味しい。
イメージで損をしているだけで、
もっと市場に流通してもいいのになと思えるほど美味しい。
今回個人的に一番よかったもの。
アナグマの鍋です。
しっかり加熱していただきます。
アナグマは美味いと聞いていたので是非とも食べてみたかった食材です。
脂身がしっかりしています。
脂は栗のような甘い風味、赤身はしっかり味の濃い肉。
これは美味い。
機会があればぜひまた食べたいものです。
また、肉のうまさが染み出た鍋の汁がとてもうまい。
アナグマは美味い。
今回、こんな感じで食べたことのないものを食べたいという食欲を満たすことができました。
しかし厄介なもので、おなかいっぱいで食べられなかった他のメニューなど気になるものはまだまだ沢山あります。
食べたことのないものを食べてみたい、
調理したことのない食材を調理してみたい、
これらの欲を満たすために、猟友会のことなどもいろいろと調べてみようかなと最近は思っています。
しかし、楽しいお店だった「米とサーカス」
またメンツを集めて行ってみたいと思います。