簡単!4つのスパイスで作る基本のチキンカレー
こんにちは、たかなりです。
みなさんスパイスから作るカレーって難しそうだなと考えていませんか?
たしかにこだわれば何十種類ものスパイスを使うことになりますが、
基本の基本、シンプルなチキンカレーなら
唐辛子を入れても4種類のスパイスで作ることができます。
使うスパイスは
クミン
唐辛子
この4つだけです。
レシピも以下の工程だけです。
ホールスパイスを炒める
玉ねぎ、ニンニク、生姜を炒める
トマト、パウダースパイスを炒める
鶏肉を入れる。
水を入れて5分煮る
スパイスから作る基本のチキンカレー、ぜひ作ってみてください。
なお、今回のレシピは、インドカレーを作るにあたりできる限り手順を簡略化したものなので普段からインドカレーを作ってる人などからみれば間違いやおかしい点もあるかと思いますが、この記事を読んでくれた方のインドカレーを作るハードルを下げたいなというのが目標なのでそこは目をつぶっていただければと思います。
4つのスパイスで作る基本のチキンカレー
作り方はこちらから。
スパイスには、種などの形そのままのホールスパイスと粉末にしたパウダースパイスがあります。前者がシナモンスティック、後者がシナモンパウダーです。
ホールスパイスを油で加熱して香りを引き立たせる作業と加熱した玉ねぎに香りを追加するパウダースパイスの2種類の使い方をします。
基本的にはパウダースパイスがあればよいのですが、もし手に入るようであればクミンとコリアンダーのホールスパイスがあればよりよい感じです。
ちなみに我が家ではスパイスはホールスパイスだけを置いてあり、
使うたびにミルで挽いてパウダースパイスを作っています。
パウダースパイスを保存していると香りが飛んでしまいます。使うたびに挽いたほうが香りがよく気にいっています。
胡椒がわかりやすいですが、小瓶に入っている粉末の胡椒とミルでガリガリっと挽いた胡椒では香りが全然違います。
我が家では古いコーヒーミルをスパイスミルに流用しています。
一度スパイスを挽いてしまうと香りがミルにうつってしまい
コーヒーに使えなくなるので要注意です。
コーヒーミル
コーヒーミルで挽いたクミンとコリアンダー
材料の玉ねぎとニンニクとショウガです。
ニンニクとショウガが重要です。
ニンニクとショウガがコクを補うのでいっぱい入れます。
玉ねぎ1個に対して画像の量くらい使います。
あら微塵に切った玉ねぎとニンニクとショウガ。
玉ねぎの1/3くらいはニンニクとショウガが欲しいところです。
ホールスパイスがあればホールスパイスを加熱します。
ない人はこの工程を飛ばします。
この工程があったほうができがりの香りがとてもよくなります。
油にクミンとコリアンダーを入れ、スパイスがふっくらとしてきて泡が出てくるまで加熱します。
玉ねぎを入れて加熱します。
弱火でじっくり加熱して飴色になるまで炒めなくてよいです。
強火で混ぜながら玉ねぎが透き通るまで一気に炒めます。
玉ねぎが透き通って端が茶色く色づいたらトマト缶を半分入れます。
トマトをつぶしながら強火で水分を飛ばしつつ炒めます。
パウダースパイスを入れます。
クミンとコリアンダーで香りを、ターメリックでコクと色味を、唐辛子で辛さを加えます。
塩を入れて味をつけます。
パウダースパイスを入れよく炒めたこの状態がカレーの素です。
インドカレーはこのカレーの素を食べるようなイメージです。
普段食べているような日本のカレーはこのカレーの素に小麦粉を足してルーを作り、
それをスープで伸ばして食べるイメージです。
今回はインドカレーなので、このカレーの素をベースに仕上げます。
鶏モモ肉を入れます。
よく混ぜながら炒めます。
水を少量入れて肉に火が通るまで煮込みます。
仕上げに好みでヨーグルトやココナツミルクを入れてもよいです。
今回はココナツミルクを入れました。
無くてもよいです。
肉に火が入ったら完成です。
味を見て、なにか物足りないようなら塩を足せば大丈夫です。
どうしても物足りなければスパイスをごく少量足します。
入れすぎるとスパイスが浮いてしまって味にまとまりが無くなるので本当にごく少量です。
お皿に盛りつけ完成です。
基本のインドカレーの作り方でした。
まずはこのカレーを作ってコリアンダー、クミン、ターメリックの味を覚えてから
次はフェヌグリークを足してみようとか、カルダモンを足してみようなどと1つずつスパイスを足してカレーを作ってみるとどのスパイスがどんな味と香りかを覚えることができます。
スパイスから作るカレーはとても楽しいので、ぜひみなさんもやってみてください。